火の山公園

火の山は標高268ｍの小さな独立した山です。その名が示すように、その昔は九州での急を都に伝える烽火（のろし）をあげた山といわれています。
また、戦時中にはB29を迎撃するため高射砲が設置されていました。現在も砲台や軍の施設の跡が残っています。

山頂へ行くにはロープウェイ（例年3月下旬〜11月下旬運行）と自動車専用のパークウェイ（通行無料）のほか、歩いて登ることもできます。
ロープウェイの上り口付近にも見晴らしのいい公園があり、市民の利用者も多く見られます。

山頂は瀬戸内海国立公園にも含まれ、下関市内はもとより北九州市、関門海峡・瀬戸内海・日本海を一望できます。
日中の景色も見事ですが、夜景は関門海峡を挟んだ二つの街の夜景に加え、関門橋と航行中の船舶や大型フェリーの明かりが宝石を散りばめたようなロマンチックな景色を見る事ができます。
日本夜景遺産にも認定されていて、1000万ドルの価値があると言われるほどの絶景です。