下関駅・唐戸エリア

下関漁港閘門

下関漁港閘門

SPOT DATA

下関漁港閘門
住所: 〒750-0067 下関市大和町2丁目―彦島本村町6丁目

下関市の本土と彦島を隔てる小門海峡(関門海峡小瀬戸)にある下関漁港閘門(こうもん)は、1936年9月に設置されました。

海峡では内外海の干満により最大1.2mの水位差と潮流が発生し、小型船の運行が難しくなることから、扉を2枚配置して水位差の調整を行なえるよう、パナマ運河式(高低差のある水面を仕切り、水位を同じになるよう調整して船舶が通行できる仕組み)を採用し、水路長50m、水門幅8mという世界最初の水門が誕生したのです。

設置から80年以上が経過した今も稼働中で、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選出されています。