「ふぐみがき(身欠き)」とは?

食べられない部分を除去したふぐを「みがき」と呼びます

ふぐみがき(身欠き)は、ふぐの有毒・不可食部位をすべて除去して可食部位のみにする下処理のこと、または除毒処理され流通できる状態の物の事を指します。
ふぐには毒がある魚のため、安全に食するためには除毒する必要があります。

当店の「ふぐみがき」について

活きたふぐを手早く除毒処理した後、一定の温度で冷やす事により、高品質なふぐみがき(身欠き)を維持しています。

「ふぐみがき(身欠き)」の美味しい食べ方

みがきを三枚におろしてさく取りした後、ふきんやキッチンペーパーなどで巻いて、1日半〜2日近く冷蔵庫で乾燥しないようにラップで包み寝かせます。ふぐの身の余分な水分を取る事と、熟成をさせる事で、旨みと甘みのあるお刺身が出来ます。
薄く刺身を引くのが難しい場合は、糸切にするのもふぐ独特の歯ごたえをお楽しみいただけます。

ポン酢ともみじおろしとネギがふぐと一番相性の良い組み合わせですが、オリーブオイルとポン酢を混ぜ、カルパッチョ風にしても美味しくお召し上がりいただけます。
みがきをぶつ切りにしてそのまま「ちり鍋」や、片栗粉にまぶして「唐揚げ」にしても美味しくいただけます。薄口醤油と酒を混ぜて、切り身にぬって焼いていただくのもオススメです。

動画のご紹介

当店のみがきは、料亭や旅館を営むお客様や、ご家庭でふぐ刺しを作る楽しみを味わいたいお客様に、多くご利用いただいております。これからご利用をお考えの方々のために「みがきの調理方法」を動画でご紹介します。

調理しているのは、職人歴25年 当店ふぐ職人の砂子真紀(すなこまさき)です。