活動情報

下関市内中学生が社会科見学にてふく提灯作り体験

ふく提灯作り体験2019年5月31日(金)に、下関市内の中学生3名が当社へ社会科見学として来訪してくれました。

地元のものについて調べるという授業内容で、下関の代表的な民芸品である「ふく提灯」の調査のために来訪してくれました。

午前10時から約1時間という短い間に、ふく提灯がどうしてできたのかなどの説明のあと、実際にふく提灯づくりの一部も体験してもらいました。

ふく提灯で一番大事な工程「もみ殻詰め」

ふく提灯は、とらふぐやシマフグなどの皮を使い、もみ殻を使って提灯の形を整えていきます。
このもみ殻を詰める工程が、ふく提灯の形を作るうえで最も大事な工程のため、3名の中学生は慣れない手つきながらふく提灯作りの体験を楽しんでくれていました。
「もみ殻はどこからとってくるのですか?」など、素直な質問も多く受けました。

下関に根をおろす酒井商店ができること

約1時間の社会科見学を終えた中学生は「本当のふぐの皮を使っているのにびっくりした。」「もみ殻を詰めるのがなかなか難しかったけど、貴重な体験ができて楽しかった。」など、それぞれ感想を教えてくれました。

酒井商店は下関最古参のふぐ問屋として、今後も地域交流や伝統を伝えていく活動を積極的に行なってまいります。