長府エリア

満珠島・干珠島

SPOT DATA

満珠島・干珠島
住所 : 〒752-0981 山口県下関市豊浦村

下関沖の周防灘に並んで浮かぶ二つの小さな無人島です。現在は忌宮神社の飛び地境内として管理され、立ち入りはできません。神功皇后が住吉神社の化身である龍神から授かった潮満珠(しおみつるたま)と潮干珠(しおひるたま)が島になったという伝説があります。

源平壇ノ浦の合戦のときには、源義経が陣を構えました。両島ともその原生林が天然記念物に指定され、瀬戸内海国立公園の一部となっています。

忌宮神社では沖の大きな島のほうを満珠島と呼んでいますが、国土地理院の地図などでは陸に近い小さい島を満珠島としていて、はっきりしていないようです。市民は「満珠・干珠」と併せて呼び、特に区別はしていません。市民にとって満珠・干珠は大切な「ふるさとの風景」のひとつです。