2024年9月29日(日)、ふぐの本場・山口県下関市の亀山八幡宮で、今年もふぐシーズン到来を告げる「秋のふくまつり」が行われました!
※記事中に使用している写真は過去の「秋のふくまつり」のものです。
今年で46回目を迎えた下関「秋のふくまつり」

毎年9月29日の「ふくの日」に下関・亀山八幡宮で開催されている「秋のふくまつり」は、本格的なふぐシーズンの到来を全国に告げるとともに、ふぐの豊漁と航海安全、そしてふぐ業界の発展を祈る大切な行事です。
同時期に下関の南風泊(はえどまり)市場で行われている、「ふぐの初競り」とともに秋の風物詩として知られています。
今年で46回目を迎えた式典当日は、境内に鎮座しているふぐの銅像「世界一のふくの像」の前に設けられた祭壇に、山口県萩沖で獲れた約3キロの天然トラフグが供えられました。
水産関係者など約60名が出席し、順番に玉串をささげて今シーズンの豊漁や漁の安全を祈りました。
主催である下関ふく連盟の郷田祐一郎理事長は、「いよいよシーズンが始まり、身が引き締まる思いです。今年も安心安全なおいしいふくを提供していきたい」と挨拶しました。
今年は残暑の影響で海水温が高く、西日本を中心にふぐの漁獲量が減少したということですが、来年1月ごろからは日本海側で雪が多いとの予報で、例年並みの漁獲量が期待されています。
今シーズンも本場・下関のふぐ料理を楽しもう!

ふぐシーズンは、「ふぐの初競り」や「秋のふくまつり」を皮切りに本格的にスタートし、翌年3月ごろまでふぐが最もおいしくいただける時期が続いていきます。
そして、ふぐの本場・下関では、ふぐシーズンの到来に合わせて毎年様々なキャンペーンが実施されています。
なかでも下関の熟練の職人が調理した、上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、お歳暮や年末年始のご馳走に向けたおすすめ料理をはじめとする様々な商品が豊富に扱われていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、先述の「世界一のふくの像」が有名で下関観光にもおすすめの亀山八幡宮や、「ふぐの初競り」については、ふぐマガでも取り上げていますので、ぜひそちらもご覧ください。