販売開始からお昼前には完売したスーパージャンボふく鍋
11月23日(月・祝)に下関市大和町の下関漁港にて毎年恒例の「第33回下関さかな祭り」が開催され、約6万5000人もの人出でにぎわいました。
「ふぐマガ」を運営する酒井商店の酒井一社長も下関唐戸魚市場の社員の方とともに、さかな祭りの目玉イベントのひとつである「スーパージャンボふく鍋」作りに参加しました。
例年このふく鍋を目当てに来場される方も多く、午前8時の販売開始前から鍋の前には長い行列ができていました。
一杯100円という格安での販売ということもあり、全て完売するまで長蛇の列は途切れることなく続き、この日はお昼前までに約4000杯を売り上げたということです。
下関さかな祭りは早朝の漁港で行われるため海風が冷たいこともり、あたたかいふく鍋で暖を取る来場者の姿も多く見られました。
活気あふれるお祭りながら、来年度からの開催が危ぶまれる
魚の消費拡大を目的としたさかな祭りでは、他にもたくさんの催し物や水産物、食品の販売が行われ、訪れた人たちはそれぞれ思い思いの買い物を楽しんでいたようです。
今年で33回目を数え、毎年多くの来場者が訪れる活気あるイベントである「下関さかな祭り」ですが、来年度からは開催場所である下関漁港市場が高度衛生化のための建替え工事に入るため、これまでと同様の開催が危ぶまれています。
主催の下関商工会議所や水産業界はこれから知恵を絞っていかねばなりません。
毎年多くの来場者でにぎわう「下関さかな祭り」、是非今後も継続して開催していって欲しいものです。