大きなふぐの看板で有名な、大阪の老舗ふぐ料理店「づぼらや」が2020年9月に閉店することが分かりました。
「づぼらや」では、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月から臨時休業中となっていましたが、再開は実現せずに閉店となり日本全国から別れを惜しむ声が上がっています。

1920年創業の大阪名物ふぐ料理店が閉店へ

「づぼらや」は1920年に創業し、大阪・新世界の本店と道頓堀店の2店舗を展開していました。ふぐ提灯型の大きな立体看板が大阪名物として全国的に知られており、国内外の観光客が通天閣をバックにして写真を撮るフォトスポットとしても有名です。

今年で創業100年を迎え、大阪の名店・シンボルとして今後ますますの活躍が期待されていましたが、新型コロナウイルスの影響で4月から臨時休業となり、営業再開を目指していたものの9月で閉店することが決められました。
大阪で長年愛されてきた「づぼらや」閉店のニュースはテレビなどでも大きく報道されており、地元住民のみならず日本全国でショックが広がっています。

また、ふぐの看板については今後対応を検討していくとのことですが、くいだおれ太郎やグリコの看板とともに大阪を象徴する存在として親しまれていただけに、なくなってしまうようなことになれば寂しい限りですね。

ふぐ業界に活気を取り戻そう！ 様々な取り組みも

現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店をはじめとする事業の厳しい状況がまだまだ全国的に続いています。
そしてその影響は、水産業界、そしてふぐ業界にも広がっています。しかし、このような中でも業界全体を少しでも活気づけたい！との思いから一丸となって様々な取り組みが行われています。

ふぐの本場・下関で熟練の職人が調理した上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」でも、ふぐ業界の活気を取り戻せるよう祈願した新商品の発売や、様々な行事に合わせたキャンペーンを実施しています。

コロナ禍の今、なかなか現地まで足を運ぶのは難しいという方は通信販売を利用してみるという方法もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。