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下関・海響館のマンボウ飼育期間が7年目に突入! 国内最長更新に期待

世界有数のフグ展示数を誇る下関・海響館では、フグの仲間である「マンボウ」の飼育期間が2023年4月25日で7年目に突入しました。
現在、日本国内で最長記録となっている8年2ヶ月の更新に向けて大きな期待が寄せられています!

海響館で記録を伸ばし続けるマンボウの飼育期間

フグの本場として知られる下関市の水族館、海響館で飼育されているマンボウは、2021年6月26日に同館の飼育記録である1522日を更新しました。
そして、7年目を迎えた2023年4月25日には2191日を超え、現在もさらに記録を伸ばしています。

元気にエサを食べて体もすくすくと成長しており、飼育に迎えられた時は体長90cm、体重41.5kgだったところ、2023年4月18日の測定では161cm、体重は約200kg以上にまで大きくなっていたということです。

なお、大きなマンボウが泳いでいる姿は海響館内の3階「沖合のフグ水槽」で見ることができるので、下関へ訪れた際は是非鑑賞してみてはいかがでしょうか? ゆらゆら泳ぐ可愛らしいマンボウを見て楽しい思い出を作りましょう!

謎多き魚・マンボウの生態のさらなる解明に期待!

水族館の人気者・マンボウは、生物学では「フグ目マンボウ科マンボウ属」に分類されているフグの仲間であることが知られています。
2017年には実に125年ぶりの新種となる「カクレマンボウ」が発見されて世界を驚かせたほか、2022年には人間でいうところの「鳥肌」に近い身体機能を持つ可能性があることを長崎大学が発表し話題を集めました。

マンボウの生態はまだまだ謎が多く、現在も研究が進められており様々な疑問の解明に期待が寄せられていますので、続報を楽しみに待ちましょう。
なお、「マンボウ」についてはふぐマガで、過去にも取り上げていますのでそちらもご覧ください。
・実はふぐの仲間だった?! マンボウとふぐの共通点
・まるで「鳥肌」のような防寒能力? マンボウの驚きの生態が明らかに

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