ふぐニュース

「ふぐ毒」による食中毒で最も多い原因は? 厚生労働省が注意呼びかけ

「冬の最高級食材」として知られるトラフグをはじめ、ふぐには様々な種類が存在していますがその多くが猛毒・テトロドトキシンを持っています。
誤って食べてしまうと大変危険で、ふぐ処理の免許・資格を持たない素人が調理することは食品衛生法で禁止されています。しかし残念ながら食中毒の事故が度々発生しており、厚生労働省が公式サイトやSNSで注意を呼びかけています。

全国各地で発生しているふぐ毒による食中毒事故

ふぐが持つ猛毒・テトロドトキシンによる食中毒事故は、例年全国各地で20〜30件発生しているといわれており、2024年も1月時点で広島県呉市で80代女性がふぐを調理して食べてしまい、めまいや嘔吐などの症状が出て入院したというニュースが流れました。
軽症で回復に向かっているとのことでしたが、知人からもらったふぐを調理してしまったことが原因と分かっており、誤って口にしないよう改めて注意が呼びかけられています。

食中毒事故のほとんどがふぐの調理免許・資格を持たない素人が釣り上げてきたふぐを食べてしまったというケースです。
テトロドトキシンは青酸カリの1000倍といわれるほど強い毒性で、解毒剤もないことで知られており、ふぐを塩でもむ、水にさらすといった方法では無毒化・除去されることはなく、加熱しても分解されないため、通常の調理では処理することができません。

誤ってふぐを食べて食中毒になると痺れや麻痺といった症状を引き起こし、呼吸停止に陥って最悪の場合は死に至る危険があります。意識不明の重体で入院するケースもあるため、絶対にふぐを素人判断で調理したり、人にあげたりするのは避けてください。
またふぐは種類によって毒を持つ部位が異なり、同じ種類であっても季節や地域、個体によって毒性が違う場合があるため「自分は大丈夫」と過信するのは大変危険です。

なお食中毒の正しい知識については厚生労働省ホームページも併せてご覧ください。

安心・安全でおいしい下関のふぐ料理を通販で楽しもう

ふぐ処理の免許・資格を持たない素人が調理するのは法律で禁止されており、安心・安全にいただくためにも、しっかりとした知識や経験を持つ有資格者の手によって調理されたふぐ料理をいただきましょう。

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