ふぐニュース

素人判断は危険! 煮干しへのふぐ混入が話題に

ふぐといえば、高級食材として親しまれているトラフグが有名ですが、一方で「テトロドトキシン」という猛毒を持つため免許を持たない素人による調理は大変危険なことで知られています。
しかし、現在でも素人が調理したものを食べてしまったというケースや、有毒部位が誤って販売されてしまったケースなどが度々起こり問題となっています。

そして2020年1月、今回は煮干しの中にふぐが混入していたとしてSNSを中心に注目を集めています。

煮干しにふぐが混入?

新年が明けて間もない2020年1月、SNS上では「煮干しの袋のなかにふぐの稚魚が入っていた」という購入者からの投稿が話題となりました。
今回ふぐが混入していたという煮干しは、カタクチイワシという種類の魚が入っている商品ですが、このなかに5cmほどの乾燥したふぐの稚魚が一匹だけ混じっていたという写真が掲載され、食べても大丈夫なのか議論となっています。

しかし、やはり素人による判断は危険なため、食べてはいけないという投稿者の安全を危惧したコメントが多く寄せられ、万一の事故とはならずに済んだようです。また、投稿者は今回ふぐが混入していた旨を製造元にも連絡しているとのことです。

煮干しに混じっていたふぐの種類は?

今回煮干しのなかに混入していたというふぐの種類は、「シロサバフグ」だとみられています。
このシロサバフグは、以前は無毒なふぐとして扱われていましたが、季節や生息場所の影響などで必ずしも安全とは言い切れず、ほかのふぐと同様に可食部以外の製造や調理、加工や販売などは食品衛生法で禁止されており、取り扱いには免許が必要です。

また、シロサバフグは全身に毒を持つ「ドクサバフグ」とよく似た外見のため見分けが難しく、釣りなどで遭遇した際には素人判断での種類の特定や調理などは大変危険ですので絶対に行わないよう注意が必要です。
そのため、今回話題となった煮干しのなかに混入していたふぐについても、安全が確認できるまで、まずは口にするのを避けるというのが望ましい判断といえます。

素人判断によるふぐの種類の特定や調理は危険!

今回話題となった煮干しのなかにふぐが混入していたケースのほかにも、過去にはスーパーで販売された魚のパック詰めや加工品にふぐが混じっていたというケースがニュースとなりました。

いずれも調理の際などに発見され万一の事故とはならずに済みましたが、一方では釣ってきたふぐを素人が調理して食べてしまったケースが現在でも度々起こっています。
今回の件によって、ふぐは素人判断で種類を特定したり、調理して食べてはいけないという認識が一般にさらに広まり、ふぐによる食中毒がゼロになることを願ってやみません。

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