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下関で恒例の「ふくの日祈願祭」! ふぐ業界の発展と新型コロナ収束を祈願

2022年2月9日(水)、ふぐの本場・下関市の恵美須神社で毎年恒例となっている「ふくの日祈願祭」が行われました。
下関では、1980年に下関ふく連盟が語呂合わせで2月9日を「ふくの日」と制定し、以降当日は今シーズンの豊漁と航海安全、ふぐ業界の発展を祈る祈願祭が執り行われています。

42回目を迎えたふぐの本場・下関の「ふくの日祈願祭」

残念ながら2年連続中止となった「ふくの日まつり」とは

今回で42回目を迎えた「ふくの日祈願祭」は、海や商売繁盛の神が祀られている下関市内の恵美須神社で毎年行われています。
当日は、昨年と同様に新型コロナウイルス対策のため来賓を呼ばず、市場や仲卸業者を中心としたふぐ関係者らのみで神事が行われ、およそ20人が参列。
境内の石段を参列者が一列になって登り、神前には荻の沖合で取れた重さ4キロほどのトラフグ2匹を奉納し、ふぐの豊漁と航海安全、そしてふぐ業界の発展と新型コロナウイルスの早期収束を祈願しました。

「下関ふく連盟」の郷田祐一郎理事長は、「今はふぐが肥えておいしくいただけるシーズンにもかかわらず、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業する飲食店が多いので、宅配向けにも力を入れるなどして新しい食べ方を打ち出し、いいふぐを食べてもらいたい」と話していました。

なお、「ふくの日」に合わせて同じく下関市内の亀山八幡宮では金と銀の「ふぐの御朱印」が授与されたほか、小中学校では給食で「ふく鍋」が登場するなど、ふぐの本場ならではの取り組みが今年も行われました。

冬の最高級食材! ふぐ料理をおうちで楽しもう

ふぐ業界の発展や新型コロナウイルスの早期収束を願って今年も行われた「ふくの日祈願祭」。
本来であれば、下関で毎年2月11日の建国記念日に行われている人気イベント「ふくの日まつり」が残念ながら2年連続で中止になるなど厳しい状況が続いていますが、天然トラフグは1月中旬以降、海水温が下がってきたため水揚げは好調とのことですので、ぜひこの機会に通信販売などを利用してご自宅でふぐ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

「冬の最高級食材」といわれているトラフグは11〜2月ごろが最もおいしくいただけるシーズンですので、遠方で下関に行きたくとも今は難しいという方はもちろん、なかなか旅行などに行けないからこそご自宅でおいしいものを食べて楽しみたいという方にもまさに今が旬のグルメとしてふぐ料理がオススメですよ。

下関の熟練の職人が調理した上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、「ふくの日」など様々なイベントやシーズンに合わせたキャンペーンも実施していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新型コロナウイルスの影響がまだまだ続いている状況ではありますが、下関では「幸福を呼ぶ魚」といわれているふぐをいただいて、早期収束を祈りつつご自宅で「幸ふく(福)」なひとときをお過ごし下さい!

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