ふぐニュース

今年で32回目! 下関ふぐ料理の宮家献上

2020年2月19日、ふぐの本場・下関のふぐ料理が今年も宮家と首相官邸に献上されました。ふぐ料理の献上は1988年から毎年この時期に行われており、今回で32回目となります。

今年で32回目となった下関ふぐ料理の宮家献上

下関市の下関ふく連盟は、宮家などへふぐ料理が献上される前日2月18日に「ふぐ刺し」の盛り付けの様子を報道陣に公開しました。
今回献上されるのは、長崎県沖で獲れた2〜2.5キロの最高級天然トラフグ約10匹。調理人が熟練の包丁さばきでふぐの身を0.5ミリほどの薄さに引き、美しい有田焼の皿の上に1枚1枚丁寧に盛り付けながら菊の花をかたどった下関伝統の「菊盛り」に仕上げられました。

献上されるふぐ刺しは19日未明から調理が行われ、鍋用の切り身とセットにして下関の赤間神宮で早朝にお祓いを受けたあとに、同日空路で秋篠宮や常陸宮など5宮家と首相官邸に届けられました。
ふぐ料理の献上は1988年から今年で32回目となり、下関ふく連盟に所属する業者が年ごとに交代で調理を行なっています。

安全面でも高い評価を得ている下関のふぐ料理

ふぐ料理の宮家献上は、ふぐがおいしくいただける旬のシーズンに皇族の方々にも味わっていただこうと、30年以上にわたって続けられている下関の伝統行事の一つです。
こうして毎年宮家献上が行われているのも、本場・下関のふぐがおいしさだけでなく、安全面でも高く評価され信頼を得ている証ともいえます。

また、今回は令和へと年号が変わってからは初の宮家献上となり、宮家や首相官邸に届けられたふぐ料理を通して、日本の未来のさらなる発展への願いが込められた節目の年となりました。

下関を訪れてふぐ料理を楽しもう!

ふぐの本場、下関のふぐ料理の宮家や首相官邸への献上は、毎年各メディアで取り上げられ、ニュースなどでご覧になる方も多くいらっしゃいます。
なかには、宮家献上の報道を通して下関のふぐ料理を食べてみたくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれており、毎年11月ごろから2月ごろが最もおいしくいただけるシーズンとなりますので、ふぐ料理を楽しみにぜひ下関を訪れてみてくださいね。

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