2018年9月、下関市のふるさと納税の返礼品に、新たなふぐ刺し商品が追加されました。
これがただのふぐ刺しではなく、かなりオリジナリティあふれるユニークな商品のため、各メディアから話題となっています。
鉄道ととらふぐのコラボ「ふく鉄盛り」が新登場!
下関のふるさと納税返礼品に新たに加わったのは、その名も「ふく鉄盛り」!
かつて東京駅と下関駅をつないでいた寝台特急「あさかぜ」と、山口県内を走る観光列車「SLやまぐち号」のヘッドマークをデザインしたお皿に、ふぐ刺しが美しく盛り付けられた個性あふれる商品となっています。
ふく鉄盛りは、下関市が「ふく」を改めて全国にPRしようと「ふくのまち下関(ふく食解禁130年)」と「鉄道のまち下関」のコラボレーションとして企画され、主に鉄道ファンを中心に注目を集めています。
下関を応援するとふぐ刺しが食べられる?! ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、生まれ故郷や思い出の地など、現在住んでいるところに関係なく自分が応援したい自治体に寄付ができる制度です。
寄付をすると税金の還付・控除が受けられ、自治体の地域の名産品などがお礼の品として応援者に送られます。
また、寄付金の使い道を応援者が自ら指定することができ、各自治体の魅力を知るきっかけにもなる制度です。
(ふぐマガでも、過去の記事で取り上げていますのでご覧ください。「とらふぐ料理をふるさと納税でゲット?! 改めて知ろう「ふるさと納税」」)
これまでも下関市では、白子や磨きふぐ、鍋セットなど、様々なとらふぐ料理がふるさと納税の返礼品として選べましたが、今回新たに「ふく鉄盛り」が追加され注目を集めています。
「ふく鉄盛り」は合計1000セット限定!
「ふく鉄盛り」は、ふるさと納税で寄付する額に応じて、全6種類が用意されています。
参考寄付額は3コースから選択可能で、それぞれ列車のヘッドマークを焼き付けた青磁色の丸皿にとらふぐのお刺身が盛り付けられています。
各コース50〜300限定セットが用意され、お皿にはシリアル番号が付いています。(詳しくは、ふるさと納税の返礼品情報をご覧ください。 https://furu-po.com/)
「鉄道のまち」としても有名な下関
本州最西端の街である下関は、明治時代から西の鉄道の中心となり、「鉄道のまち」として発展してきました。
その歴史の中でも、かつて下関と東京駅を結び、惜しまれながらも2005年に引退したブルートレイン「あさかぜ」は、今も多くの人々の記憶に残っています。
そして「SLやまぐち号」は、現在も新山口駅と島根県の津和野駅を結び、人々から愛されている観光列車です。
「ふく鉄盛り」の開発は、下関ふく連盟発案、JR西日本の協力のもと実現しました。
下関を代表する2つの列車のヘッドマークを焼き付けた青磁皿に、ふぐの刺身が贅沢に盛り付けられたふく鉄盛りは、鉄道ファンにとってもふぐ好きにとってもたまらない商品となりそうです。
鉄道のまちでもあり、ふく食解禁130年となる下関。
ふぐと鉄道がコラボレーションした、ふるさと納税の返礼品「ふく鉄盛り」をきっかけに、多くの方に下関とふぐ料理のファンになってもらえたらと思います。