「ふるさと納税」という言葉は、もうすっかり世間に馴染んだ感がありますが、その実この制度を利用したことがない方も多いのではないでしょうか?
今回はふぐマガスタッフMが、ふるさと納税を利用してとらふぐ料理をゲットすべく、ふるさと納税の制度とはそもそもどんな制度なのかを改めて調べてみました!
ふるさと納税で下関のとらふぐが食べたい!
ふぐマガスタッフMは、以前訪れた下関のとらふぐの味が忘れられず、ふるさと納税を利用して、自己負担額2,000円でふぐちり(ふぐ鍋)を食べたい!と考えています。
ショッピングをするかのように、ふるさと納税を気軽に申し込めるサイト「ふるさと納税ポイント制自治体サイト“ふるぽ”」から、山口県下関市ではどんな返礼品があるか調べてみました。
とらふぐの刺身セットなどをはじめ、磨きふぐや白子、鍋セットなど様々なアイテムを選ぶことができるようです。
とらふぐ加工品以外でも、まふぐやシロサバフグなどを加工した食品も用意されていました。
珍しいものでは、職人が寄附者の家まで派遣され、その場でふぐ料理を提供してくれるものも!
下関ならではの返礼品と言えそうですね。
ふるさと納税ってどんな制度? 特徴は?
そもそも、ふるさと納税ってどんな制度なのかおさらいしましょう!
ふるさと納税の大きな特徴としては以下の5点があげられます。
- 任意の自治体を選び応援することで地域貢献ができる
- 寄付金の使い道を応援者自らが指定することができる
- 応援者は税金の還付・控除が受けられる
- 自治体からその土地ならではのお礼の品が応援者に送られる
- 応援者は各自治体の魅力を知るきっかけとなる
これまでは住所のある自治体に住民税を納めることが当たり前となっていましたが、ふるさと納税を利用することで、生まれ故郷はもちろん、思い出の地や被災地など、思い思いの自治体に寄附し、その町を応援することができるようになりました。
また、自身の収入に対する限度額以内なら、実質2,000円の自己負担額だけでお礼の品をいただくことができるのです。
もちろん、収入に対する限度額以上に、各自治体への寄附も可能です。
税金の控除にとらわれず好きな自治体を応援する!というスタイルも素敵ですね。
ふるさと納税に期限・締め切りはあるの?
ふるさと納税は2015年に税制改正が行われるまでは、寄附額に対するメリットが少ない点や、確定申告が面倒であると敬遠される方もいました。
しかし、今は年収に対する控除上限額が約2倍になりメリットが大きくなった上に、ネットショッピングを楽しむかのように、各種ふるさと納税Webサイトから気軽に寄附申し込みができるようになりました。
また、条件を満たせば確定申告をすることなくふるさと納税を利用できる「ワンストップ特例制度」など、より簡単に利用できる制度も整ってきました。
ふるさと納税は、寄附を行った年の所得税と、翌年度分の住民税が軽減される形で控除されます。
所得税・住民税はその年の1月1日〜12月31日を計算期間としているため、来年度に控除の恩恵を受けたい場合は、早めに申し込むことをオススメします。
その際、寄附を受けた自治体が発行する「受領証明書」に記載されている日付が重要となるため、各自治体に締め切りを予め確認しておくと安心です。
寄附の多い自治体は、事務処理の都合によって12月上旬には寄附申込受付を終了してしまうこともあるそうなのでご注意を!
賢く節税・好きな町を応援して美味しい返礼品を受け取ろう!
どの返礼品にしようかな?と悩む時間もまた楽しく、こんなにも気軽にふるさと納税が利用できるようになったんだなぁと、改めて関心してしまいます。
賢く節税しつつ、好きな町をの活性化を応援し、自分は美味しいものをいただく。なんて素敵な制度なんでしょう!
ふぐマガスタッフMは、下関市に納めた寄附金が今後ますますふぐの街として躍進する一助になったら嬉しいと思うと同時に、これからも美味しいふぐをいただくためにも、ふぐの街・下関を応援していくぞと意気込んでいました。