ふぐを楽しむ

下関の空を泳ぐ「ふくのぼり」 今年はおうちでふぐ料理を楽しもう

ゴールデンウィークといえば、5月5日の「こどもの日」を祝う鯉のぼりを自宅で飾ってお子さんと楽しく過ごした方も多いことでしょう。
鯉のぼりは、その名の通り「鯉」の形を模して作られたのぼりですが、ふぐの本場・下関では全国的には珍しい「ふくのぼり」が見られることをご存知でしょうか?

そこで今回は、鯉のぼりの起源やふくのぼりについてご紹介します。

「鯉のぼり」の起源は江戸時代

日本で古くから親しまれてきた「鯉のぼり」は、元々は「鯉が激しい滝を登り切ると龍になる」という中国の登龍門伝説にちなんで江戸時代の町人たちのあいだで広まった風習です。
武家で子供が生まれると出世や健康を願って家紋の入ったのぼりを立てるという習慣を元にアイデアが生まれ、登竜門伝説に登場する鯉を立身出世の縁起物として鯉のぼりを揚げるようになったといわれています。
また、天の神様に「わが家に生まれた子供をお守りください。」という願いを伝える意味も込められています。

鯉のぼりは、江戸時代当時は和紙に鯉の絵を描いたものが主流でしたが、大正時代頃になると破れない錦の鯉のぼりや、昭和三十年代には雨にも強い半合成繊維の鯉のぼりが登場するなど、徐々に進化して現代へと受け継がれてきました。

ふぐの本場・下関の空を泳ぐ「ふくのぼり」

鯉のぼりは江戸時代から長い歴史を持つ風習ですが、山口県の下関では「こどもの日」が近づくと、ふぐの本場らしい「ふくのぼり」が揚げられているのが見られます。
ふぐは、下関では「幸福(ふく)を呼ぶ魚」として語呂を合わせて「ふく」とも呼ばれており、大変縁起のよい魚とされていることからお祝い事の際にはふぐ料理をいただくことも多く、そのような背景から「こどもの日」に子供達の幸福を願ってふくのぼりが揚げられるようになりました。

下関のふくのぼりは、唐戸市場やショッピングモールなどをはじめ、市内の各観光スポットや商業施設などで威勢良く空を泳ぎ、なかには子供達が一生懸命作った可愛らしいふくのぼりも展示されています。
また、お土産用にコンパクトなサイズのふくのぼりも販売されていますので、下関へ訪れた際は是非手に入れてみてはいかがでしょうか?

おうちでふぐ料理を楽しもう! 「母の日」の贈り物にピッタリな商品も

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ゴールデンウィークといえば、例年であれば多くの方が下関へ観光に訪れて賑わうシーズンです。
しかし、今年は残念ながらまだまだ新型コロナウイルス感染拡大防止のため旅行やレジャーは自粛せざるを得ない日々が続いており、下関観光や名物の下関ふぐ料理を楽しみたくとも現地まで足を運ぶのは断念してしまったという方もいらっしゃることでしょう。

そんな方にオススメなのが、下関の熟練の職人が調理した上質なふぐ料理を取り扱っている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」です。通信販売の利用はもちろん、様々なイベントやシーズンに合わせたキャンペーンも実施しています。

ご家族との大切なひとときにオススメのふぐ料理や、5月9日「母の日」の贈り物にピッタリなふぐ料理など、さまざまな商品が豊富に扱われていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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