これまでにふぐ料理を口にしたことがない20代半ばのふぐマガスタッフSが、生まれて初めて「ふぐ刺し」を食べた際の体験レポートを紹介しました。
初めてふぐ料理を食べる方の参考になればとの思いでしたが、今回はキンキンに冷えたビールとともにいただきたくなる「ふぐの唐揚げ」を実食した様子をレポートします!
※前回のレポートに引き続き、今回も山口県下関にある老舗とらふぐ料理専門店「ふく処さかい」のふぐ料理をいただきました。
ふぐの唐揚げってどんな料理?
「ふぐ料理にも唐揚げがあるんですか?」ふぐの唐揚げを目の前にし、少し驚きながらスタッフSはこんなことをつぶやいていました。
たしかに、一般的に唐揚げ=鶏肉というイメージが強いかもしれません。「ふぐの唐揚げ」は、ふぐ料理の中では最も歴史が浅いものの、実は近年は若者を中心に需要が高まり定番になりつつある人気メニューなんです。
作り方は比較的シンプルで、ぶつ切りにしたふぐに唐揚げ粉をまんべんなくまぶし、180度程の油で約5分間ゆっくり揚げたら完成です。
今回お邪魔した「ふく処さかい」では、身のぶつ切りのほか、頭やカマなどの部位も贅沢に唐揚げにしています。
カラリと揚がったふぐの唐揚げは、お塩だけでいただくのがオススメ。シンプルな調理方法かつシンプルな味付けでも、しっかりとした旨味を感じられるのがふぐの唐揚げの特徴です。
初めてのふぐの唐揚げのお味はいかに?
ふぐの唐揚げはビールとの相性が抜群なので、今回はスタッフ全員、キンキンに冷えたビールとともにいただきました。
「ふく処さかい」の女将いわく、「食べる際は手づかみで、お塩を少し付けて豪快にかぶりつくのがおすすめです。特に骨の周りに一番旨味が詰まっているので、最後にそこを吸ってみるともっと美味しいです。」とのこと。
そのおすすめの食べ方に習い、スタッフSも豪快にかぶりつくと、「これはやみつきになりますね! どの部位を食べても美味しいです!」と感嘆していました。
スタッフSだけではなくその場にいた関係者らも「贅沢ながら最高のビールのおつまみですね!」「ふぐは淡白な味というイメージが覆されるジューシーさ!」など、ふぐの唐揚げを絶賛する声でおおいに盛り上がっていました。
ふぐをより身近に感じられる唐揚げ
ふぐはどうしても高級で、敷居が高い食材と思われる方もまだまだ多いかもしれません。しかしそんな方もふぐの唐揚げを一度食べれば、ふぐをぐっと身近に感じ、その美味しさのやみつきになるかもしれません。
また、ふぐマガスタッフSのようにふぐを食べたことがない方には、初めて食べるふぐ料理としてもオススメの一品です。
特に暑い夏のシーズンは、ふぐの唐揚げとビールの相性は抜群です。
プリッと歯ごたえのあるふぐの身と濃厚な旨味を楽しめるふぐの唐揚げを、この夏はぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
以前、ふぐマガでもふぐの唐揚げのレシピを公開しているので、是非参考にしていただき、ご自宅で堪能してみるのもオススメです!
【ふぐの唐揚げレシピ】
https://www.fugu-sakai.com/magazine/eat/2986/