海の高級食材として知られているトラフグをはじめ、魚の食材の一つには「あら」と呼ばれる部位があります。
鮮魚店などで販売されているところを見たことがある方は多いかと思いますが、どこの部位を指しているのか実はこれまでご存じなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで今回は、トラフグの「あら」についてや、「あら」を活用したオススメ料理をご紹介いたします。

トラフグなどの魚から取れる「あら」とは？

トラフグをはじめとする魚の「あら」は、魚を下ろして身を取ったあとに残った骨の周りや頭部などに付着した肉の部分のことを指します。
お刺身などで魚をさばいていく過程で、半端になった部分が残るとパック詰めなどでまとめて「あら」として少量が販売されることがあります。

特に新鮮な海の味覚を代表するトラフグから取れる「あら」は、身や皮の部分に比べて大変お買い得なため人気があり、トラフグの味をお試しいただく入り口としてもオススメです。
また、トラフグの「あら」は皮の部分と同様にコラーゲンが豊富に含まれており、重宝しているという方も多いため販売されるとすぐに売り切れてしまうというところもあるようです。

トラフグの「あら」を活用してみよう！

トラフグの「あら」は、ふぐのちり鍋はもちろん味噌汁などに加えてもトラフグならではの旨味が出汁によく出て、さらにおいしく召し上がれます。ちり鍋の最後の締めには雑炊にすると、「あら」から取れた出汁がご飯によく染み込んで絶品です。
また、唐揚げ粉につけて揚げれば、ジューシーなトラフグの唐揚げとしてもお楽しみいただけます。

このように、トラフグの「あら」を活用することで、さらにふぐ料理を堪能できるだけでなく、味噌汁などに加えても普段とは一味違う旨味が楽しめますので、ぜひ一度は試してみることをオススメいたします。

自宅で気軽にふぐ料理が楽しめる?!

トラフグの「あら」についてや、「あら」を活用したオススメ料理をご紹介いたしました。
トラフグの「あら」は、下関をはじめとするふぐ料理の専門店などで販売されていることがありますので、訪れた際に見かけた場合は他のふぐ商品とともにぜひ購入してみるとよいでしょう。

また、遠方でなかなか現地まで足を運ぶのは難しいという方は通信販売を利用してみるという方法もあります。なかでも、下関の熟練の職人が調理した上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、季節や行事に合わせたお得なキャンペーンも実施されていることがあります。

今回ご紹介したトラフグの「あら」以外にも、さまざまな商品が豊富に扱われていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。