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新春恒例! 下関で「ふぐの初競り」開催

ふぐ取扱量が日本一を誇ることで知られる山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場では、新春恒例となっている「ふぐの初競り」が今年も行われました!
(※記事に使用している写真はイメージ画像です)

新春「ふぐの初競り」! 今年の最高値は?

2025年を迎えて間もない1月4日(木)、午前3時20分ごろから新春「ふぐの初競り」がベルの合図とともにスタートしました。
「ええか、どうか」という威勢の良い掛け声で、仲買人と競り人が黒い袋の中で指を握って値段を交渉する、下関伝統の「袋競り」と呼ばれる方法で新鮮なふぐが次々と競り落とされます。

競りにかけられたのは、年末年始に萩市沖や長崎県の対馬沖などでとれた天然ものが2.6トン、養殖もので7トンにのぼるトラフグです。
しけが続いて出漁日が少なかったことが影響し、今年は入荷量が少なかったものの良質なふぐが揃ったことから、天然もの1キロ当たりの最高値は昨年より2000円高い1万8000円となりました。

市場を運営している下関唐戸魚市場の郷田祐一郎社長は、「いい競りになりました。本場・下関ならではのおいしいふぐを全国の皆さんに味わっていただきたい」と話していました。競り落とされたふぐは、主に関西や関東へと出荷されました。

ふぐ料理で「幸ふく(福)」な1年を!

ふぐ料理で「幸ふく(福)」な1年を

ふぐの本場・下関で毎年行われている「初競り」は、ふぐ業界関係者にとっては新たな1年への期待が込められた大切な行事でもあります。
また、この時期はふぐがおいしくいただけるシーズン真っ只中ということもあり、メディアからの注目度も高く、毎年テレビやインターネットのニュースなどでも大きく取り上げられています。

冬の最高級食材で「ふぐの王様」とも呼ばれているトラフグは、下関では「幸福を呼ぶ魚」として昔から知られており、「幸福」の「福」にかけて「ふく」と呼ばれています。新年の幸せを願う縁起物にもピッタリな食材ですので、ぜひ下関のふぐを味わってみてはいかがでしょうか?

下関の熟練の職人が調理した、上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、季節や行事に合わせたキャンペーンも実施していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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