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山口県で「小学生ふぐ処理師」が誕生? 資格試験に見事合格

ふぐの本場・下関で知られる山口県では、2023年も6月から7月にかけて「ふぐ処理師」資格試験が行われました。
今年はなんと県内最年少となる「小学生ふぐ処理師」が誕生し、大きな話題を集めています!

2度目の挑戦で見事合格! 小学生ふぐ処理師が誕生

今回資格試験に合格し、県内最年少の「ふぐ処理師」となったのは宇部市の小学6年生です。昨年に続いて2度目のチャレンジで、見事小学生で初めてのふぐ処理師が誕生しました。
昨年も初の小学生受験ということで大きな話題となりましたが、制限時間以内に作業を終えることができず悔しい結果となり、その後も周りの人々に支えられながら1年間練習を重ねて技術や体力を身につけ、遂に今年合格を果たしました。
県によりますと、11歳の合格はこれまでの17歳を抜いて最年少記録更新となります。「将来は料理人になりたい」という夢への大きな一歩を踏み出した「小学生ふぐ処理師」の今後の活躍に期待です。

また今年は「ふぐ処理師」資格試験を前に、県内でふぐに関する知識や技術を学ぶ授業や実技指導が行われ、参加者が昨年の倍になったことでも話題となりました。
小学生の受験に関するニュースを見て受講したという方もおり、今後ますます幅広い層の方から注目を集めるかもしれませんね。

取得条件緩和で期待されるふぐ料理の新たな可能性

山口県ではこれまで「ふぐ処理師」資格試験を受けるには、現場で3年間実務経験を積むことが必須となっていましたが、昨年の夏から取得条件が緩和されました。
実務経験がなくとも正しい知識と技術があれば資格取得が可能となったことから、ふぐ料理に今まで縁がなかった他ジャンルの料理人といった方が興味を持つきっかけにもなり、これまでにない料理の登場など新たな試みに期待が寄せられています。

とはいえ、「ふぐ処理師」の資格取得は、まずふぐに関する知識や食品衛生学などが問われる学科試験に合格してからでないと実技試験も受けられないため、大変な努力を重ねなければなりません。
そんななか、今回見事に合格を果たした「小学生ふぐ処理師」のチャレンジに大きな拍手を送りましょう!

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