ふぐニュース

40回目の「ふくの日」! 下関で祈願祭が開催

2020年2月9日、下関市では毎年恒例の「ふくの日祈願祭」が恵比須神社にて開催されました。
ふぐがおいしくいただけるシーズン真っ只中の2月9日を語呂に合わせて、1980年に下関ふく連盟が「ふくの日」と制定し、以降当日はふぐの豊漁や航海の安全、ふぐ業界の発展を祈る「ふくの日祈願祭」が執り行われています。

40回目を迎えた令和初の「ふくの日祈願祭」

今回で40回目の節目を迎え、令和初の開催となった「ふくの日祈願祭」は、海や商売繁盛の神とされる下関・恵比須神社で午前中から神事が行なわれました。
当日は水産関係者ら約60人が参列し、背中にふぐの絵が描かれた法被を着て境内の石段を一列になって登り、水揚げされたばかりの約3.5キロの天然トラフグやタイ、野菜などの供え物を神前に奉納しました。

「ふくの日祈願祭」は、「福(ふく)」を呼び寄せるために今シーズンのふぐ漁の豊漁や航海安全、ふぐ業界の発展を祈願する毎年欠かせない行事となっています。
下関ふく連盟の見原宏理事長は、「これからふぐが最もおいしいシーズンなので、多くの人々に食べていただきたい」と話しました。

下関市内の小中学校にふぐ料理が登場!

下関市内の小中学校では、2月9日の「ふくの日」にちなんで、7日の学校給食にふぐ料理が登場しました。
子供たちに地元の名産物であるふぐのおいしさを知ってもらおうと、市の教育委員会によって1994年から行なわれている試みです。
こうした取り組みは、これからの未来を担う子供たちが幼いころからふぐを味わうことで、ふぐ取扱量が日本一の下関の誇りと伝統を次世代へと伝えていく重要な機会でもあります。

令和という新たな時代を迎え、今年で40回目となった2月9日の「ふくの日」。将来的には節分の日の恵方巻きのように全国に広がり、2月の定番行事として各家庭の食卓にふぐ料理が並ぶ日が来るかもしれませんね。

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