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「幸ふく(福)」な一年を! ふぐの本場・下関の「初競り」

ふぐの取扱量が日本一を誇ることで知られる山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場では、新春恒例となっている「ふぐの初競り」が今年も行われました!

豊漁で活気に溢れた「ふぐの初競り」! 今年の最高値は?

2024年を迎えて間もない1月4日(木)、ふぐの本場・下関の南風泊(はえどまり)市場で午前3時過ぎごろから「初競り」がベルの合図とともに始まりました。
「ええか、どうか」という威勢の良い掛け声で、仲買人と競り人が黒い袋の中で指を握って値段を交渉する下関伝統の「袋競り」という方法で天然ものが4.9トン、養殖もので10トンにのぼるトラフグが次々と競り落とされました。

今年の天然トラフグの1キロ当たりの最高値は昨年よりも千円高い1万6千円でしたが、漁が好調で入荷量が多かったことから最安値は昨年より2千円安い1キロ当たり6千円となり、「お得に食べやすい価格帯になったのでは」と関係者から期待が寄せられています。競り落とされたトラフグは主に関西や関東へと出荷されました。

市場を運営している下関唐戸魚市場の郷田祐一郎社長は、「入荷量が増えて非常に活気のある競りになった。今年は辰年なので昇竜となるよう消費を喚起して下関のトラフグを全国にお届けしたい」と話していました。
今年は新型コロナウイルスの5類移行後初めての競りとなったことから、海外への輸出も含めたふぐ食の普及拡大が進み、ふぐ業界の今後のさらなる発展を願うばかりです。

今年も下関のトラフグで「幸ふく(福)」な一年を!

今年も下関のトラフグで「幸ふく(福)」な一年を!

下関で毎年行われている「ふぐの初競り」は、ふぐ業界関係者にとっては新たな一年の訪れに気を引き締める大切な行事でもあります。
またこの時期はふぐが旬を迎えるシーズン真っ只中ということもありメディアからの注目度も高く、毎年テレビやインターネットのニュースなどで競りの様子が大きく取り上げられています。
冬の最高級食材で知られるトラフグは昔から「幸福を呼ぶ魚」として知られ、一年の幸せを願う縁起物にもピッタリな食材ですので、ぜひ下関のトラフグを味わってみてはいかがでしょうか?

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