ふぐ取扱量が日本一を誇る山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場では、今年も新春恒例となっている「ふぐの初競り」が行なわれました!
今年の「ふぐの初競り」の最高値は?
新春恒例「ふぐの初競り」は、1月4日(月)午前3時20分ごろからベルの合図とともに始められました。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため関係者はマスクを着用、検温・消毒をしての参加となり、「ええか、どうか」という掛け声とともに競り人と仲買人が袋の中でお互いに指を握って価格を交渉する、「袋競り」という下関の伝統的な方法で活きのいいトラフグが次々と競り落とされていきました。
今年の初競りの最高価格は、昨年よりも5000円安い1キロ当たり1万5000円という結果となり、新型コロナウイルスの影響で飲食店などでの消費が低迷していたことが主な原因とみられています。
天然•養殖とあわせて計約6.6トンが競り落とされたトラフグは、主に関東や関西へ出荷されました。
市場を運営している下関唐戸魚市場の見原宏社長は、「新型コロナウイルスの影響が続いているが、そんななかでも今年も全国のみなさんに下関の「ふく」をお届けしていきたい」と語りました。
新型コロナウイルス収束の兆しが依然として見えない中で迎えた2021年ではありますが、今後のふぐ業界の「幸(ふく)福」と発展を願うばかりです。
コロナ禍で迎えた「ふぐの初競り」に大きな注目も!
下関で行なわれている「ふぐの初競り」は、ふぐシーズン真っ只中ということもあり毎年注目度が高く、テレビのニュースなどでも大きく取り上げられています。また、ふぐ業界関係者にとっても初競りは新たな一年への期待を込めて行なわれる大切な行事でもあります。
今回の「ふぐの初競り」に関するテレビなどでの報道がきっかけでふぐ料理に興味を持たれたという方は、是非ふぐの本場・下関のおいしいトラフグを味わってみてはいかがでしょうか?
現在は、なかなか下関まで行きたくとも足を運ぶのが難しいという方も多くいらっしゃることと思いますが、そんな方には通信販売を利用してみるという方法がオススメです。
なかでも、下関の熟練の職人が調理した上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、季節や行事に合わせたキャンペーンも実施していますので、是非参考にしてみてくださいね。
新型コロナ早期収束を祈りつつも、新たな一年に期待を込めておいしいふぐをいただきましょう!