ふぐニュース

疫病退散! 下関・亀山八幡宮の「アマビエ×ふぐ」御朱印が話題に

現在、新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るい、多くの人々が先の見えない不安を抱えています。
そんな中、山口県下関市の亀山八幡宮では、少しでも早く事態が終息することを願い、疫病封じの妖怪「アマビエ」を描いた御朱印が授与されています。

さらにこの御朱印には、本場の下関らしく「ふぐ」が描かれており話題を集めています!

ふぐの本場・下関を見守る亀山八幡宮とは?

山口県下関市の亀山八幡宮は、日本最大級のふぐの銅像である「世界一のふくの像」が鎮座していることで知られており、多くの人々から親しまれています。
商売繁盛や家内安全、航海安全などのご利益があるとされ、近年では下関のパワースポットとしても注目を集めています。

さらに、毎年ふぐシーズンが始まる9月の29日(ふくの日)には「秋のふくまつり」が開催されるほか、七夕祭りや俳句大会などさまざまなイベントが行われています。
また、亀山八幡宮ではふぐの御朱印や絵馬、お守りなど、可愛らしいふぐをモチーフにしたグッズが人気となっており、特に御朱印は近年のブームがきっかけとなり注目度が高まっています。

御朱印のデザインはイラストが得意な神職さん

御朱印のデザインはイラストが得意な神職さん

さて、今回話題になった御朱印には、江戸時代から伝わる疫病封じの妖怪「アマビエ」が、「幸福を呼び込む魚」として親しまれているふぐを抱えているイラストが描かれています。

下関ではふぐのことを「福」にかけて「ふく」と呼ぶこともあり、「妖怪×ふぐ」という異色のコラボレーションが御朱印上で誕生したわけですが、「新型コロナウィルスが早く終息して、福が到来するように」との願いがしっかりイラストに体現されています。
なお、デザインを担当されたのはイラストが得意な神職の見習いさんである「出仕」の大鳥居奨(つとむ)さんです。

本来、御朱印は参拝者に授与されていますが、今回はウイルスの感染拡大防止のため境内に人が集まらないように、希望があれば他の御朱印と一緒に郵送していただけます。

まとめ

疫病を祓うとされる「アマビエ」には、「病が流行ったら私の姿を描いて、人々に見せるように」と告げたという言い伝えが残っています。さらに、「幸福を呼び込む魚」として知られるふぐを抱えている姿が描かれた亀山八幡宮の御朱印は、新型コロナウィルスの早期終息への願いが込められた特別なものとなりました。

なお、今回のアマビエの御朱印は、新型コロナウィルスが終息するまで授与されるそうですので是非手に入れてみてはいかがでしょうか?

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