ふぐニュース

ふぐシーズン到来の風物詩! 下関「秋のふくまつり」

2019年9月29日(日)、今年もふぐシーズンの到来を全国に告げる「秋のふくまつり」が下関市の亀山八幡宮で開催されました!

今年で41回目となる下関の「秋のふくまつり」

今年で41回目を迎えた下関の「秋のふくまつり」は、ふぐシーズンが本格的に始まる9月の29日(ふくの日)に毎年開催されている行事です。
「秋のふくまつり」は下関のふぐシーズン到来を全国に告げるとともに、ふぐの豊漁と航海安全を祈る重要な行事となっており、ふぐ業界関係者が一堂に会して今後の発展を祈願します。

毎年会場となっている下関の亀山八幡宮は、境内に日本最大級のふぐの銅像「世界一のふくの像」が鎮座していることで知られており、この像の前に祭壇を設置して式典が行なわれます。

今シーズンのふぐの豊漁と航海の安全を祈願

今シーズンのふぐの豊漁と航海の安全を祈願

当日は、祭壇にはこの日の朝に南風泊(はえどまり)漁港で水揚げされた対馬沖の約3キロの天然トラフグが供えられました。
神事では神官の祝詞に続いて、約70名の参列者がおそろいの法被をまとって玉串を奉納し、豊漁と航海安全、ふぐ業界の今後の発展を祈願し手を合わせました。

毎年「秋のふくまつり」を主催している協同組合下関ふく連盟の見原宏理事長は、「昨年ふぐ食解禁130周年を迎えた節目の流れを切らさないように、今後のふぐ食の拡大に努めていきたい」と挨拶し、今季のふぐシーズンへの高まる期待とともに式典は幕を閉じました。

また、例年ふくまつりに先駆けて下関の南風泊(はえどまり)市場で行なわれているふぐの初競りは、今年は台風のため翌日の9月30日(月)に延期となったものの無事に開催され、威勢のいい掛け声とともに今季のふぐシーズンがスタートしました。

いよいよ本格的に始まった下関のふぐシーズン。今季のふぐの豊漁と航海安全を祈りつつも、この冬はおいしいとらふぐ料理と観光を楽しみに、下関を訪れてみてはいかがでしょうか。

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