ふぐニュース

福岡トラフグ漁の締め「宗像ふく供養祭」

平成28年3月21日、福岡県宗像市鐘崎の宗像漁業協同組合にて漁協主催の「ふく供養祭」が開催されました。

天然トラフグ漁の大船団を有する宗像漁協は、3月20日をもって今期とらふぐ漁が終了したため、翌21日にふく供養祭を開催しました。

多くの延縄船団の漁師が参加し、来賓として地元の議員、行政関係者が招待されました。また、漁獲されたトラフグの水揚地である下関市と福岡市の市場関係者も招かれました。

ふぐへの感謝と来年度の豊漁を祈って

今回、下関からは唐戸魚市場・仲卸総勢20名で参加しました。

屋内での神事は地元の織幡神社宮司によって執り行われ、神事が終了した後には漁港の岸壁からフグを放魚し、ふぐへの感謝と、来年度の豊漁を願いました。

供養祭後は漁業関係者の親交の場に

フグの放魚を終えた参加者は市内の国民宿舎ひびきに移動し、懇親会が行われました。
この会は、漁師さんたちの反省会(慰労会)の意味も込められているため、毎年たいへん盛大且つ豪快に開催されています。

地元の漁師のみならず、漁業関係者も多数参加しているため、県を越えた情報交換や親交を深める貴重な場になっています。

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