ふぐの街・下関には、至るところにふぐのオブジェやマスコットが点在しています。
関門の台所と呼ばれる「唐戸市場」の周辺も例にもれず、たくさんのふぐモチーフのオブジェやふぐ関連アイテムが多数存在しています。
その中でも知る人ぞ知る、知っていたなら訪れずにいられない?! オブジェが唐戸市場の2階に存在しています。
唐戸市場とは?
下関市唐戸エリアに位置する唐戸市場は、2009年に発祥100周年を迎えた下関を代表する観光地として知られています。
ふぐ以外にもタイやハマチの市場としても知られていて、地方の卸売市場としては珍しく地元の漁師が直接魚を販売しています。
魚介類のほかにも、ふくねぎなどの農産物も直売していたりと、あらゆる食材を取り揃えた「総合食料品センター」としての役割も果たす、活気ある市場です。
毎週末と祝日に開催される飲食イベント「活きいき馬関街(ばかんがい)」では、多数の海鮮屋台が出店し、寿司や海鮮丼のほか、旬の魚がリーズナブルに販売されていたりと、地元の方はもちろん、若者から外国人旅行者まで多数の来場者で賑わいます。
訪れる方に市場をもっと楽しんで元気になってもらい、さらにご利益があるようにと、唐戸市場のシンボル像として「フクマネキン(福招金)」を設置しました。
ご利益があるかも?! フクマネキン(福招金)
唐戸市場の2階でひっそりと来訪者を待っているのは、リアルな風貌なのに、どこかユーモラスな見た目をしたオブジェ「フクマネキン(福招金)」。
すぐ横に置かれた看板には、『ぼくは、フクマネキン(福招金)。唐戸市場のマスコットです。ぼくの顔をなでれば、ご利益があるかもよ。一緒に写真に写れば開運の始まりです。いつでも、唐戸市場であなたを待ってます。』なんていういじらしいセリフが添えられています。
顔をなでると、訪れた人の幸福を叶え、商いをする人には商売繁盛を招くとか。
ふぐマガスタッフのSも、ご利益を願ってフクマネキンの頭をなでて、一緒に写真を撮っていましたよ。
半分開いたフクマネキンの口には、多数の小銭が入れられています。
みなさん、ご利益を願ってお賽銭として奉納?したのかもしれませんね。
フクマネキンを探し出そう!
フクマネキンは、実は唐戸市場内でもよく探さないと見つからないような場所に設置されています。
唐戸市場ホームページからダウンロードできるガイドブック内でも、「どこにあるのか探してみてね!」と記載されています。
もしかしたら、設置場所を探してもらう楽しさも味わってもらいたいという狙いがあるのかもしれませんね。
唐戸市場へ行った際は、ぜひフクマネキンを探してみてください。見つけられたらラッキー! なでてラッキー! 写真を撮ってラッキー!
フクマネキンの名の通り、フク(福)がマネ(招)かれキン(金)がたまるかもしれません。