ふぐを知る・学ぶ

トラフグの寿命はどのくらい? 最も寿命が長い海の生きものとは

ふぐの王様と称され、旬のシーズンには多くの人々から親しまれているトラフグ。生息地や産卵期などの生態のほかにも、猛毒「テトロドトキシン」を持つ魚として知られていますが、トラフグの寿命はどのくらいなのかご存知でしょうか?

そこで、今回はトラフグの寿命や、最も寿命が長いといわれている海の生きものについてご紹介します。

トラフグの寿命はどのくらい?

トラフグの寿命は10年ほどといわれており、なかにはそれ以上に長く生きる個体もいます。
毎年3月〜6月ごろに産卵期を迎えるトラフグは、潮流が早く、砂利や小石が多い海底を産卵床にします。そして、卵から孵化したトラフグの赤ちゃんは、稚魚期・幼魚期を経て産まれてから2〜3年ほどで成魚になります。

養殖の場合は、一般的に稚魚から2年ほどの飼育期間で出荷されるそうですので、10年間も海で生活していたトラフグともなると、まさにふぐの王様と呼ぶにふさわしい立派な姿に成長していることでしょう。
また、ペットとして親しまれているミドリフグやアベニーパファーなどのふぐの寿命は、約3〜5年とされています。

トラフグ以上に長生き! 最も寿命が長い海の生きものとは

トラフグの寿命は長いもので10年以上にもなり、魚のなかでは長命な部類となります。しかし、海のなかにはトラフグよりも寿命が長い生きものが住んでいます。

約400歳の個体も?! ニシオンデンザメ

その名のとおりサメの一種として知られるニシオンデンザメは、主にグリーンランドなどの冷たい海に生息しています。魚類だけでなく、哺乳類などを含めた脊椎動物のなかで最も寿命が長いといわれており、近年は約400歳の個体が確認され大きな話題となりました。
また、寿命が長いだけでなく成長もゆっくりしているとされ、生殖活動ができるようになるまでは150年ほどかかると考えられています。

天然と養殖で寿命が違う? ウナギ

ウナギの寿命は5〜80年ほどとかなり幅が大きいことで知られており、天然か養殖かで寿命に差が開くとされています。
自然界に住むウナギの場合は産卵時期に断食するという特徴があり、産卵すると命を落としてしまう一方で、養殖の場合は産卵しないように育てられるため寿命も長くなります。
なかには80年ほど生きた個体がいたことが報告されており、さらにスウェーデンでは150年以上も飼育されていたというウナギが最高齢として記録されています。

そのほかにも、長いものでは70年ほどの寿命となるコイや、個体によっては50年以上とされているナマズなど、トラフグよりも寿命の長い魚は数多く生息しています。

まとめ

トラフグの寿命や、最も寿命が長いといわれている海の生きものについてご紹介しました。
長いものでは10年以上となるトラフグの寿命はもちろんですが、なかにはニシオンデンザメなど、人間よりも遥かに寿命が長い生きものがいることに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかすると、広い海のなかにはトラフグよりも遥かに寿命が長く、数百年は生きているようなふぐも存在しているかもしれませんね。

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