ふぐを知る・学ぶ

今年はふく食解禁130周年! 記念ロゴマークが発表

1888年に山口県でふぐの食用が解禁されてから、2018年で130年目を迎えます。

ふぐ食解禁130周年を祝い、下関市では2018年9月から実施する「ふく食解禁130年キャンペーン」に向けたキックオフ会議が6月6日に開催され、下関のふぐを大々的にPRする記念ロゴマークが発表されました。

「ふぐ食解禁」までのこれまでの歩み

現代では、当たり前のふぐ食ですが、1592年頃はふぐを食べることが豊臣秀吉によって禁止されていました。ふぐを食べた秀吉の家来達がふぐ毒にあたり中毒死が相次いだためです。

そして、ふぐ食禁止令は江戸時代に入っても受け継がれていました。多くの藩は武士に対してふぐ食を禁じており、特に長州藩では食べた者に厳しい処分を下していました。

やがて時代は明治へと移りかわり、初代総理大臣の伊藤博文が下関を訪れた時に変化が起こります。

1888年に伊藤博文は料亭「春帆楼」で出されたふぐ料理を食べその美味しさに感激し、ふぐ食禁止令の解禁(一部)を命じたのです。

ふぐ食の解禁は、当初は山口県のみの限定的なものでしたが、その後徐々に様々なふぐ料理が広まり、太平洋戦争後にようやく全国で解禁されました。

ふく食解禁130年キャンペーンロゴでPR

そんなふぐ食の解禁から130周年の節目となる2018年、下関市の観光団体など官民25団体からなる「しものせき観光キャンペーン実行委員会」が、「ふく食解禁130年キャンペーン」を展開します。

ふぐシーズンに当たる9月から翌年3月までの間に、ふぐの歴史などを解説した特設サイトの立ち上げや、記念大使の任命、記念イベント、ふぐ料理の記念特別メニューなどを予定し、下関の観光客増加への期待を込めて国内外にふぐ食を大々的にPRします。

今回発表された「ふく食解禁130年キャンペーン」記念ロゴマークは、正面から見たふぐをモチーフに、「ふくの本場下関」「ふく食解禁130年」の文字がデザインされています。このロゴマークは実行委員会(下関観光コンベンション協会)に申請をすれば、誰でも無料で印刷物やウェブで幅広い使用ができます。

キャンペーン実行委員会の冨永洋一会長は、「今年は明治維新150年とともに、ふく食解禁130年を全国にアピールし、追い風をより強いものにしたい」期待を込めていました。

2018年のふぐシーズンは、ふぐ食解禁130年キャンペーンをお目当に、下関を訪れてみるのも良いかもしれませんね。

さかいの夏ふぐ
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