魚料理といえば、お刺身や煮付けなどのほかに「焼き魚」も昔から老若男女を問わず人気があるメニューの一つです。
主にサンマやサバ、アジなどが定番の焼き魚として知られていますが、ふぐを焼いた「焼きふぐ」はご家庭の食卓だけでなくBBQなどの食材としても楽しめることをご存知でしょうか？

そこで今回は、焼きふぐの魅力やおいしい食べ方についてご紹介します。

高タンパクで低カロリー?! 焼きふぐの魅力

ふぐの切り身を焼いておいしくいただく「焼きふぐ」。とらふぐのプリプリの食感や深い味わいは焼き魚としての相性が非常によく、香ばしい風味とともに食べごたえのあるホクホクの身が楽しめます。

ふぐの切り身を焼肉のように網の上に乗せて自分のお好みで焼けるのも魅力で、近年はご家庭の食卓だけでなくBBQ食材としても注目されているようです。
また、焼きふぐのジューシーな食べごたえの一方で、ふぐは高タンパク・低カロリー、低脂肪とヘルシーな食材ですので、健康面やダイエットに気をつかっているという方でもお楽しみいただけます。

さらに、とらふぐの産卵期にあたる1月〜3月頃に登場し、「海の宝石」ともいわれているふぐの白子を焼いた「白子焼き」も濃厚でクリーミーな味わいが楽しめますのでこちらもオススメです。

焼きふぐをおいしくいただくには？

ジューシーでヘルシーな焼きふぐをおいしくいただくには、炭火に網をかけて焼くのがオススメです。
ふぐの切り身をこまめにひっくり返しながら、程よく焼くことでバランスよく火が通り、ふぐ独特のプリプリの食感を損なわずに味わうことができます。ほんのりと焦げ目がつく程度を目安にするとよいでしょう。

焼きあがったふぐはそのまま塩やポン酢につけるだけでもおいしくいただけますが、あらかじめ醤油や焼肉のタレなどに漬け込んだものを焼くという方法もオススメです。もちろん、焼いたあとに醤油やタレにつけていただいても絶品ですよ。さらに、味噌や唐辛子も人気ですので、お好みを探して色々試してみるのも楽しみの一つです。

また、通常の焼肉やバーベキューと同じように旬の野菜をはじめ、椎茸やキャベツ、ピーマンや玉ねぎなどと合わせるとより一層おいしくいただけます。

冬は焼きふぐを食べて温まろう！

焼きふぐの魅力やおいしい食べ方についてご紹介しました。
ふぐ料理の代表格「ふぐ刺し」や「ふぐちり」とはまた違った魅力が楽しめる焼きふぐは、冬の寒い季節に食べて温まる料理としてもオススメです。
また、トラフグの産卵期にあたる1月〜3月頃に楽しめる白子を焼いた「白子焼き」も絶品ですので、この冬はぜひ焼きふぐとともに味わってみてはいかがでしょうか？