ふぐを食べる

元気が出る料理?! ふぐ雑炊の魅力とは

冬の寒い時期に人気の鍋料理、「ふぐちり」を味わったあとのシメとして楽しみにしている方も多い「ふぐ雑炊」。
ふぐの旨味がたっぷりと溶け込んだ雑炊は、おいしいだけでなく風邪をひいたときなど体調不良の際に元気が出る料理としてもオススメです。

今回は、疲労回復にもピッタリな「ふぐ雑炊」の魅力をご紹介します。

風邪をひいたときは「ふぐ雑炊」がオススメの理由

「雑炊」は、風邪をひいたときの食事として定番の「おかゆ」や「おじや」と同じように、元気を出したいときに最適な料理です。そのなかでも「ふぐ雑炊」がオススメの理由についてみていきましょう。

やわらかい雑炊は胃腸にやさしい!

風邪をひいたときは、胃腸のはたらきも通常に比べて弱っているため、なるべく消化のよいものを食べて身体への負担を少なくするのが大切です。
よく煮込まれてやわらかいふぐ雑炊は消化もよく、風邪をひいた身体に負担をかけずに栄養をしっかり摂ることができます。

炭水化物でエネルギー補給!

お米に豊富に含まれている炭水化物は、身体のエネルギー源となるだけでなく体温を上げてくれる大切な栄養素です。
そのため、風邪をひいたときはしっかりとお米を食べて必要なエネルギーを摂ることが回復への近道となります。

身体を温めて免疫力アップ!

風邪をひいたときは、なるべく身体を冷やさず温めるのが大切です。ふぐ雑炊などの温かいものを食べると、身体の中から温まり免疫力もアップするといわれています。
身体の免疫力が上がると風邪も早く治りやすくなりますので、積極的に温かいものを口にするように心がけましょう。

ふぐには疲労回復の効果も?!

雑炊は風邪をひいた身体によい効果がありますが、さらにふぐには疲労を回復させるはたらきがあるタウリンなどの栄養が豊富に含まれています。そのため、ふぐの旨味と栄養が溶け出したふぐ雑炊はまさに元気をつけたいときに最適な料理といえます。

栄養豊富な「ふぐ雑炊」が人気?!

ふぐ雑炊は「ふぐちり」で鍋料理を楽しんだあとに、最後のシメとして旨味が溶け込んだ出汁にご飯を入れて卵でとじていただくのが一般的ですが、あまりのおいしさにシメではなく、最初から小鍋で雑炊を作って食べるという方もいらっしゃいます。

また、最近では雑炊の専門店が登場しているほか、ふぐ雑炊のためのスープなども市販されており、暖かい季節であまり鍋をすることがない時期でも雑炊を楽しむという方が増えてきているそうです。

ふぐ雑炊の、ふぐの身から染み出した旨味がご飯の食感と合わさった贅沢な味わいは、身体を内側から温めるだけでなく、豊富に含まれた栄養で日々の疲れを癒し、元気が出る料理として季節問わず親しまれています。風邪をひいたときだけではなく、予防にもふぐ雑炊は最適かもしれませんね。

まとめ

風邪をひいたときの食事にもピッタリな「ふぐ雑炊」についてご紹介しました。
雑炊の身体へのさまざまな効果に加えて、ふぐが持つ高い栄養価は元気を出したいときにまさに最適なことがお分かりいただけたかと思います。

最近では、はじめからふぐ雑炊を作って食べるという楽しみ方も浸透していますが、冬の寒い時期にはやはりふぐちりを食べたあとのシメとしていただくのが心身ともに温められてオススメです。
ご家庭でのふぐちりの作り方は以前ふぐマガでもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(自宅でふぐ料理に挑戦! 〜ふぐちり(ふぐ鍋)編〜)

ふぐちりを堪能したあとは、旨味がたっぷりと染み込んだ雑炊を食べて体調を崩しやすい季節も元気に乗り切りましょう!

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