近年、電車やバスなどの乗り物が商品や企業PRのため、宣伝内容を印刷したフィルムなどで覆った「ラッピング広告」をよく目にするようになりました。
今や当たり前のように日常に溶け込んでいるラッピング広告ですが、普段私たちが目にすることが多いのは、街中を走るカラフルな「ラッピングバス」という方も多いのではないでしょうか。
この春、ふぐの本場・下関でちょっとした話題になっているラッピングバスが登場したそうです。
今回のふぐマガでは、そのラッピングバスをご紹介いたします!
デザインは下関の大学生!
2017年3月27日(月)に初お披露目となったラッピングバスは、ショッキングピンク色が鮮やかなフグ模様!
色といい柄といい、他にはないラッピングバスに仕上がっているため、街中でかなり目立つ存在となっているそうです。
このバスが企画されたのは、下関市のサンデン交通バスと東亜大学が連携して取り組んだ「産学連携プロジェクト」の一環として、「明るく活気あふれる下関」をテーマに、東亜大学芸術学部の学生を対象に公募がかけられたもの。
多くの学生がこの企画に参加し、その中から当時4年生だった大下奈緒子さんの作品が最優秀賞に輝きました。
そもそもラッピングバスは、1969年に下関市のサンデン広告が全国初のバス車体全面広告を製作したことが始まり。今回、インパクトあるふぐのラッピングバスが下関で誕生したというのも、何か縁深いものが感じられるのではないでしょうか。
幸福になれるバス?!
デザインが採用された大下さんは、現在東亜大学を卒業し下関市内で会社員として働いています。
「小さい頃からバスに乗っていたので、自分のデザインしたバスが街を走るのは本当に嬉しいです。バスのデザインができたことは貴重な体験になりました。」と、母校を背に喜びを語っていました。
下関を代表するフグをモチーフにしつつ、グラフィカルかつインパクトある楽しいデザインに仕上げられているラッピングバスは、2017年3月28日(火)より、新下関駅を中心に下関市内を運行しています。
他にはない下関ならではの「ふく」バス。このバスを見かけたら、福(ふく)が訪れるかもしれませんね。
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- 問い合わせ先
- サンデン広告株式会社
- 電話番号
- 083-232-5235