ふぐの取扱量世界一を誇る山口県下関市の「南風泊市場(はえどまりしじょう)」にて、「ふくの日まつり」が2月11日に開催されました。
「ふくの日まつり」は、下関ふく連盟が2月9日を語呂合わせで「ふくの日」と制定したことを受け、これに近い祝日である2月11日に毎年下関で開催されています。一般の方々もふぐの美味しさを感じることができるイベントです。
今年で開催21回目を迎え、家族連れなど約4000人の来場者で賑わいました。
寒空の中多くの来場者がふく鍋に行列
毎年来場者のお目当ては、限定1000食/1杯100円の「ふく鍋」ですが、今年は早朝から雪が降る悪天候のため、急遽無料で振る舞われることになりました。
ふぐとともに、白菜やネギなどたっぷりの野菜が煮込まれた味噌仕立てのふく鍋を求め、寒空の中多くの来場者が列をなしていました。ふく鍋を受け取った来場者は、熱々のふく鍋で冷えた体を温めていました。
ふく鍋の他にも、下関市内の水産加工会社24社によるブースが設置され、ふぐやウニ、クジラなどが市場価格よりも安価で販売されたほか、南風泊市場で行われている「袋競り」の体験や、トラフグのつかみどり、ふぐ刺しなどが景品となっている抽選会やご当地ヒーローのヒーローショーなど、様々な催しが行われ、多くの来場者が年に一度のふくの日まつりを思い思いに堪能していました。
冬の下関を体感したい方はぜひ「ふくの日まつり」へ!
下関のふぐというと敷居が高いように感じてしまう方も多いかもしれませんが、「ふくの日まつり」は老若男女、誰でも気軽に下関のふぐを味わえるのが最大の魅力。
今年はすでに終了してしまいましたが、毎年2月11日に開催されているため、ふぐが好きな方も食べたことがない方も、来年はぜひ本場・下関でふぐを気軽に味わってみてはいかがでしょうか?