2025年2月14日(金)、今年もふぐの本場・下関のふぐ料理が秋篠宮家など4つの宮家に献上されました。ふぐ料理の宮家献上は、下関ふく連盟によって1988年から行われており、今年で37回目を迎えました。
宮家献上前に「ふぐ刺し」調理の様子を報道陣に公開
山口県下関市の下関ふく連盟は、宮家献上前となる2月12日(水)にふぐ刺しの調理の様子を報道陣に公開しました。
調理は連盟に所属する関係者が毎年交代で行っており、今年は水産加工会社「ダイフク」の井原安信さんが受け持ちました。
実際に献上するものと同様に、対馬沖でとれた最上級の天然トラフグを丁寧な包丁捌きで約1ミリの厚さに薄く引き、直径33センチの有田焼の皿の上に菊の花のように盛り付ける下関伝統の「菊盛り」に仕上げられました。宮家への献上品には、ふぐ刺しとふぐ鍋のセットが送られます。
井原さんは、「初めての献上ふぐで緊張しましたが、みなさまに食べていただき、幸せになってもらうような気持ちで調理させていただきました」と話していました。
なお、秋篠宮家など4つの宮家へ実際に献上されたふぐ料理は、14日未明に調理が行われ、市内の赤間神宮でお祓いを受けたあとに航空便で東京へ届けられました。
本場・下関のふぐ料理が通販で楽しめる?!

今年で37回目を迎えた下関ふぐの宮家献上は、下関の大切な伝統行事の一つであり、「旬の味覚を味わってもらいたい」という調理人の思いや、ふぐ業界の発展への願いが込められています。
こうした行事が30年以上続けられているのも下関のふぐがおいしさだけでなく、安全面でも高く評価されて信頼を得ている証であるともいえますね。
ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれており、宮家献上が行われる時期はふぐをおいしくいただく絶好のチャンスですので、この機会にぜひ通信販売を利用して本場・下関のふぐ料理をご自宅でお楽しみください。
下関の熟練の職人が調理した、上質なふぐ料理の通販を行なっている老舗ふぐ問屋「下関さかいオンラインショップ」では、様々なイベントやシーズンに合わせたキャンペーンも実施しています。
今回、宮家へ献上されたふぐ料理の代表格「ふぐ刺し」などをはじめ、多種多様なふぐ商品を取り扱っていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。