下関駅・唐戸エリア

赤間神宮

赤間神宮

SPOT DATA

赤間神宮
住所: 〒750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町4-1
TEL: 083-231-4138
営業時間: 9:00~17:00
宝物殿見学料金: 100円

文治元年(1185年)の壇ノ浦の戦いにおいて、幼くして入水した安徳天皇を祀る神社です。竜宮城をイメージしたとされる朱塗りの水天門が、海上からもひときわ目立つ下関を代表する観光スポットのひとつです。
この竜宮城のような外観は、当時わずか8歳であった安徳天皇が「どこへ行くのか」と祖母である二位の尼に尋ねられた際、「波の下にも都がございます」と答え入水したことにちなんでいるそうです。

境内には平家の武将たちを祀った「七盛塚」や、平家の幽霊たちに壇ノ浦の合戦の哀しい物語を琵琶を奏でながら語った「耳なし芳一」の像などがあります。安徳天皇の御陵もあり、皇室の方が下関をご訪問される折には必ずお参りなされます。

下関の最大のお祭りは、平家の女官たちが遊郭に身を落としながらも、年に一度安徳天皇の命日に連れ立ってお参りしたことが起源とされる「先帝祭」です。そのメインイベントが5月3日の「上臈(じょうろう)道中」。まさに上記のお参りの光景をあらわしたもので、昔の遊郭があったとされる場所から神社までを、十二単衣にうちかけをつけた5人の花魁が町中を練り歩きます。外八文字を踏むあでやかな姿を見に、毎年多くの参拝客でにぎわいます。